苦しいときほど、一人で悩まないで。農業アイドル 大本萌景さんの死と所属事務所提訴
「農業アイドル」として活動していたグループ「愛の葉Girls」の大本萌景(おおもと・ほのか)さん(16歳)が、2018年3月21日に亡くなられました。
ご冥福をお祈りいたします。
日本人の平成28年の自殺者数は2万1897人
男性は1万5121人
女性は6776人
15年の3万4427人をピークに減少傾向にありますが、ほかの国との比較は
男性 ワースト12位(27・7)
女性 ワースト3位(11・7)
とまだまだ課題が多い状態です。
27年の死因を5歳ごとの年齢階級別分析では、
15~39歳の5階級で1位が「自殺」と判明。
中学生から働く世代(働きマン)での自殺防止対策が大切です。
大本さんの詳しい事情や事務所とのいきさつは分かりませんが、
死を選ぶ前に何かできたのではと思います。
社会的に過重労働が問題になっていますが、このケースも長時間の拘束があったようです。
芸能界の労働契約は会社員とは違うのかもしれませんが、
長時間の労働と学業との両立は、心身共に疲弊をきたします。
過重労働がうつ病と関連があるように、仕事と学業の両立で疲弊すると
うつ病になる可能性もあります。
このケースはパワハラで提訴なので、うつ病とは関係がないかもしれませんが・・・。
一人で悩まないで。
誰でもいいから
死にたいってきもちを相談してほしい。
相談することで何か解決策が見つかります。
今すぐでなくても、死ななくてもいい方法がみつかるはずです。
自死を選ばれた周囲の方は、いつまでも苦しみます。
「あの時、止めていれば」
「あの時、声をかけていれば」
「もっと自分にできたことがあったのでは」
色々な思いが生じ、苦しみます。
もちろん、本人も苦しんだうえでの選択だったのだと思います。
今、自死を考えている方、
誰でもいいから相談してください。
そして、どうか残された周りの方の苦しみを考えてみてください。
周りに相談する方がない場合は、国や都道府県に相談ダイヤルがあります。
まずは相談をしてみましょう。